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2016年12月29日 曇り 或いは『好きになるその瞬間を。~告白実行委員会~』に対する私からの至極勝手な挑戦状


起きたら脚がちょっと痛い。擦りむいた膝以外にもところどころちょっと痛くなってる。歩くのに支障なないけど流石にこの状態で12時間も歩くのはちょっと・・・ということで当然の如く当初予定していた山手線徒歩一周は昨夜の予定通り中止。代わりにどっかでラーメン食って気になるマンガ買ったりするかと今年営業最終日である高田馬場の麺やこころで台湾まぜそば締めをキメて年末年始の活力を注入(来年もお世話になります)、その後徒歩で新宿へ。時間もあることだし何か映画でも観ようかな、結局今年の話題作、『君の名は。』も『聲の形』も『この世界の片隅に』も『ポッピンQ』も、未だに何一つ観れてないし、新宿ならその辺まだ全部上映してるはずだし。大都会ですからね。てな感じで時間合いそうなのを調べてた時にそういえばと思い出した。思い出してしまった。そうだ。そういえば、その前にどうしても観ておかなくてはならない映画があるではないか、と。そう、『好きになるその瞬間を。~告白実行委員会~』である。




とりあえずこの時点で書いておきますが、これはあくまでも私自身のオープンな本日の日記であって、この映画に関する記事というものには決してならないと思うので、お読みになる際はその点に注意していただけると幸いです。おそらく読み手にとっては相当キツいブツになるであろう事が安易に予測されます。何せ書こうとしてる俺自身が今滅茶苦茶キツい。



ということで。『好きになるその瞬間を。~告白実行委員会~』、通称“好き瞬”はTwitterで局所的に話題に上がってて、しかも見かけるツイがいちいち妙に気になる内容ばかりで気にはなってたんだけど、所詮女子中高生向けの恋愛アニメだろうしなあ(ほとんど調べてないくせに)、ワシみたいなおっさんが観に行ったところで・・・ってなってたところに昨日某氏のツイで流れてきたこのブログ記事である。


ネタバレが含まれてるっぽいんで序盤しか読んでないんだけどそれだけで十分だった。自分とほぼ同年代(ちょっと上?)だと思われるおっさん(失礼)がこの女子中高生向けであろう恋愛アニメ映画に恋をしてここまで熱く長文を認めている、その事実だけで俺には十分だったのだ。そして俺は今、めっちゃくちゃ恋がしたいのだった。このタイミングで観に行く以外の理由がねえだろ・・・。という事で時間も丁度良かったんで バルト9行って女子中高生に混じって観てきました。というか男性陣も結構いたな・・・もしかしたら自分の認識違いなのかもしれない。



で感想はと言うと、シリーズ連作ものの第二作目ってことで、前作の内容含め企画構成的な話をほとんど知らない者としては(少しは調べてから行けよ・・・)、その辺の話の繋がりを匂わせる部分はシャットアウトせざるおえなかったんだけど、それでも全く問題なかったというか、そんなの今は関係ねぇと言わんばかりの勢い漲る、超前時代的でドが付くほどストレートな女子中高生向けの、というかこんなの現代の女子中高生に通用するの?ちょっと大丈夫?って心配になってしまう程の恋愛アニメ映画だった。あまりにストレート過ぎてネタバレに気を使うのもバカバカしくなってくるレベルなんだけどまぁここではちょっと気を使っておくとして・・・(後々ちょっと出てくるので一応注意換気)。今回のがこんな感じなので前作もこんな感じだったんだろうなと思われる。ので、上記の様なマンガやアニメが好きな人にはオススメなのかもしれないけどそれ以外の人にとっては普通っちゃ普通だし、モノがモノなのでちょいウザく感じるところもあったりする人もいるかと思う。ぶっちゃけ自分もそうだったし。なので万人に向けてこれ観たほうがいいぜ!てか頼む観てくれ!なんて口が裂けても言えない。ただ個人的にはこういうの今でも割と好きな感じだし(ラブコメ好きなので)、それに本編が終わってもスタッフロールでもその後もアフター的なお話が続くのだけど、その部分ももうひとつの『好きになるその瞬間を』って感じがしてちょっといい感じだなって思ったりもしたり。もしかしたら次作以降の伏線なのかもしれないけどここで止めておいてくれた方が気持ち良いよな~、とか思ったりもしたり。なんで、今にして思えばまぁまぁいい映画だったんだろうな、という感じですかね。ただこれらに関してはほとんど全てが“今にして思えば”の話であって、はっきり言って観てる間はそれどころではなかったのだ。



まずはこちらをお読み下さい。


自分でも驚くことに自分にもこんな過去があったりして、今となってはとても良い思い出として心に残ったりしていたんだけど、この映画によって完全に過去の古傷として抉り出されてしまった。この物語の主人公である瀬戸口雛は、好きと気付いたその瞬間からずっと先輩を追いかけ続け、最後には最悪のタイミングなのにも関わらず、ラブレターは渡せずとも告白をして結果玉砕する。チャンスは今後も作れたはずだしその方が可能性があるにも関わらず、だ。それでも彼女は告白をした。だが自分はどうだ?この中学時代いくらでもラブレター仕込むなり告白するなりのタイミングはいくらでもあったはずだ。それなのに他に好きな人がいるだのこの関係が心地良いだの自分に言い訳しまくってズルズル引きずり続けた結果BAD ENDに終わったのではないか。そうBAD ENDだ。玉砕するよりも何もせず終わってしまった事の方がよっぽどBAD ENDなのだ。今にしてみればいい思い出なのかもしれないけどな、それ以前にお前の人生の中で最も恥ずべき人生最大の汚点でしかないんだよ。彼女が告白した瞬間、こう言い放たれた気がしてしまった。自分でもそのような事を思ってた時期も確かにあったりしたので、改めて突きつけられてしまった、と言った方が正しいのかもしれない。その前に彼女や他の登場人物に過去の自分を重ねてしまう場面がちょこちょこあったりして、あ~それそれ!わかるよそれなんだよ~、とか、あ~ダメだよそれだからダメなんだよだからきっと俺も・・・、とか、あ~それ正に俺だわ~、てかつい最近まであったわこういうの・・・、とか、こんな感じで目まぐるしく感情振り回されまくってて、あとはきっとここ最近の自分の精神的な面も原因だったりするんだと思う。そして何よりも、これはこの作品の構造がそうさせているのかもしれないんだけれど、そうは思いたくないと思ってしまうほどに、彼女が眩しいくらいまっすぐで、ただまっすぐに先輩だけを想い続けていて、ただただ眩しくて、そして羨ましくて───────。そういう要因が重なっての、最後、彼女の告白によって、自分の過去が完全に否定され、完膚なきまでにトドメを刺された。玉砕した彼女が泣いてる時、自分は茫然自失レベルの放心状態だったと思う。美しい思い出と未来への希望を同時に粉々にされたようなもんだ、そりゃそうもなる。自分が悪い。そんなの誰にだってすぐ分かる。そう、全ては自分が悪いのだ。だけど、やっぱり悔しい。悔しくてたまらない。思い込み激しすぎる人間とはいえ何故にたかが超前時代的でドが付くほどストレートな女子中高生向けの恋愛アニメ映画に、たかがアニメキャラの告白ひとつに、ここまで痛手負わされなきゃならんのじゃちくしょう。悔しいし、そして羨ましい。ここまでまっすぐな彼女が羨ましい。あの頃こんな風にできればどんなによかったことか。悔しくて羨ましくて、後悔の念で押しつぶされそうになる。だけど悔しくて羨ましいのであればそのままでいていいはずもない。彼女の様にならなくてはならない。過去はあくまでも過去であって今後何が起こるか何も起こらないのかわかったもんじゃないがとりあえずこの先には未来が待っている。そして、こんな目にあっても尚、というかこんな目にあったからこそ、なのかもしれないし、というか彼女・瀬戸口雛に出会ったからこそなのかもしれない。けれどそんなのは何であろうとあまり関係ない事なのだろう。とにかく。俺はまだ、恋がしたいと思っている。そしてこれからも生き続ける限り恋に恋い焦がれ恋に泣いたりしたいと病気だか呪いだかにかかったかのように喚き続けるのであろう。ならば素直にその気持ちに従ってやろうではないか。既にもういい歳こいたおっさんなのだがいつかその時がくるまでいくつになっても喚き続けてやる。そしてその瞬間がきたら、今度こそまっすぐな気持ちで追い続けてまっすぐな気持ちをぶつけてみせる。次はヘマをしない、今度こそ、彼女のようになってみせるつもりだ。いいか絶対にだ。見てろよ・・・。



吐き出さなきゃどうにかなってしまいそうな程ぐちゃぐちゃになってたんで盛大に吐き出してはみたもののこれ後日読み返したらもっとどうにかなってしまうのではないのか・・・なるべく読み返さんでおこ・・・。とりあえず幾分落ち着いたんで今はまぁ良し。か・・・?書いてる間脳内で延々これが流れてた。





それにしてもまさか来場者特典があるだなんて思ってなかったんだけどこれらどうしたものか・・・なんかもぎりの人(女性)に赤ペンでハートマーク書かれてるし・・・。捨てるにしてもアレだし残しといたら残しといたで目に入った瞬間めっちゃキツくなりそう・・・。





一枚目:Thomas Brinkmann『A Certain Degree of Stasis』
再生中:なし